ブログ記事を書いたとき、SNSで告知しないと読んでもらえないという問題があります。「書いて公開して終わり」になりがちなのですが、それではなかなか読者に届きません。そこで今回は、新記事をX(Twitter)に1コマンドで投稿できる仕組みを作りました。Claude Codeのターミナルからコマンドを1行打つだけで完了するので、非エンジニアの私でも問題なく運用できています。
【目次】
- なぜX自動投稿をやろうと思ったか
- X Developer Accountの取得(3STEP)
- STEP1:developer.twitter.comでコンソールへ
- STEP2:アプリを作成してAPIキーを取得
- STEP3:権限を「読み取りと書き込み」に変更
- 投稿スクリプトの設定(2STEP)
- STEP1:.envファイルにAPIキーを保存
- STEP2:Claude Codeからコマンド実行
- 費用について
- まとめ
❶ なぜX自動投稿をやろうと思ったか
ブログを書いていて気づいたのは、「記事を公開しても、SNSで告知しなければほとんど読まれない」という現実です。検索エンジンからの流入が安定するまでには時間がかかります。その間、記事を届ける手段として最もすぐに使えるのがSNSです。
ただ、毎回Xを開いて手動でツイートするのは地味に面倒です。記事タイトル・URL・ハッシュタグを毎回コピペするのも手間だし、そのうち告知し忘れることも出てきます。
そこで「Claude Codeのターミナルからコマンドを1行打つだけで告知まで終わる」仕組みを作ることにしました。Pythonスクリプトとx(Twitter)APIを使えば実現できます。
❷ X Developer Accountの取得(3STEP)
STEP1:developer.twitter.comにアクセスしてコンソールへ
まず、X(Twitter)のDeveloper Accountを取得する必要があります。通常のXアカウントとは別に申請が必要です。
developer.twitter.com にアクセス
↓
「Sign up」または「Developer Portal」をクリック
↓
利用目的を入力(「個人ブログの告知自動化」など簡単な説明でOK)
↓
審査なし(Basic tierは即時)でDeveloper Portalにアクセスできる
ポイント:利用目的の入力欄は英語でも日本語でも問題ありません。「I want to automatically post new blog articles to promote my personal blog.」のように書けば十分です。
STEP2:アプリを作成してAPIキーを取得(4つ)
Developer Portalに入ったら、アプリを作成してAPIキーを発行します。必要なキーは4つです。
「+ Create Project」または「+ Add App」をクリック
↓
アプリ名を入力(例:「blog-auto-post」など何でもOK)
↓
以下の4つのキーをコピーして安全な場所に保存する
- Consumer Key(API Key)
- Consumer Secret(API Key Secret)
- Access Token
- Access Token Secret
注意:これらのキーは発行時にしか表示されません。画面を閉じると再表示できないため、必ずこの時点でメモ帳などにコピーしてください。もし紛失した場合は再発行できますが、その際は古いキーが無効になります。
STEP3:権限を「読み取りと書き込み」に変更
デフォルト設定では「読み取りのみ(Read only)」になっているため、このままではツイートを投稿できません。必ず権限を変更してください。
Developer PortalでアプリのSettingsタブを開く
↓
「User authentication settings」の「Edit」をクリック
↓
「App permissions」を「Read and Write」に変更
↓
「Save」をクリック
↓
権限変更後、Access TokenとAccess Token Secretを再発行する(重要)
なぜ再発行が必要か:権限を変更しても、変更前に発行したAccess Tokenには古い権限が残ったままです。新しい権限を反映させるには、Token再発行が必須です。この手順を飛ばすと投稿がエラーになります。
❸ 投稿スクリプトの設定(2STEP)
STEP1:.envファイルにAPIキーを保存
取得した4つのAPIキーは、絶対にPythonスクリプトのコード内に直接書いてはいけません。誰かにコードを見られたとき、キーが漏れてしまいます。かわりに.envというファイルに保存し、スクリプトはそこから読み込む方式にします。
スクリプトと同じフォルダに .env というファイルを作成
↓
以下の形式でAPIキーを記入して保存
GitHubにアップロードしている場合:.envファイルは必ず.gitignoreに追加してください。APIキーが含まれたファイルをリポジトリに含めると、キーが外部に漏れる恐れがあります。
STEP2:Claude Codeからコマンド実行
Pythonスクリプト(post_tweet.py)を用意したら、あとはClaude Codeのターミナルからコマンドを1行打つだけです。
実際の投稿例はこうなります。
記事タイトルとURLを引数として渡すだけで、スクリプト側でハッシュタグを自動付与して投稿します。新記事を公開するたびにこのコマンドを1回打つだけで告知が完了するので、手間がほぼゼロになりました。
ポイント:スクリプトの作成はClaude Codeに「X APIに投稿するPythonスクリプトを作って」と頼めば生成してくれます。非エンジニアでもゼロから書く必要はありません。
❹ 費用について
X APIの料金体系は複数ありますが、今回使っているのはPay Per Use(従量課金)プランです。
投稿(ツイート)APIの呼び出しには少額のクレジットが必要で、最初に$5をチャージする必要があります。1回の投稿あたりのコストは非常に小さく、週1〜2回の更新ペースであれば、$5で数年分の投稿をカバーできます。
Developer Portal → 「Billing」からクレジットカードで$5チャージ
↓
チャージ後、APIが使える状態になる
↓
投稿するたびにごく少額が消費される(数年はもつ)
補足:無料プラン(Free tier)もありますが、投稿数に厳しい制限があります。ブログ告知程度の用途であればPay Per Useが最もコスパが良いです。
❺ まとめ
設定さえしてしまえば、あとはコマンド1行で新記事の告知が完了します。手間をかけずにSNS発信が続けられるのは、ブログ運営のモチベーション維持にもつながります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 初期$5チャージ(数年分) |
| 作業時間 | 1〜2時間 |
| 難易度 | Claude Codeがあれば非エンジニアでもOK |
| 効果 | 新記事公開のたびに1コマンドで告知 |
ブログを書いているのに告知が面倒で後回しになっている方、ぜひ試してみてください。一度設定してしまえば、告知のハードルがぐっと下がります。